河川：中津川 場所：角田（神奈川県愛川町） 時間：13:30〜16:00
天気：晴れ 水量：平水 水温：24℃ 水質：澄み
人出：多い 釣果：-2尾今日は、狩野川へ行こうと思っていたのに、大寝坊！なんと、起きたのが11時。
すっかり気が抜けてしまって、中津川でいいか、となってしまいました。馬渡橋を見てみると、人が少なめ。オトリ屋のおばちゃんに聞いたところ、朝は多かったが、みんな帰ってしまったそう。川を見に来ていたおじさんとも話したが、釣れるアユが小さいらしい。
いったい、いつになったら調子が出てくるのか。今日の釣り場は、角田大橋の下1Km。ちょうど良く、瀬肩が空いている。
じつは、寝坊して慌てたのか、偏光グラスを忘れてきてしまったので、どこにアユがいるか分からない（グラスをしていても分からないが）。静かに引き舟を沈め、さあ、釣ろうと思ったとき、バシャバシャと、狙おうとしていた下のポイントに、人が・・・。
仕方なく、岸際を上らせて釣ることにした。
泳がせること5分。ゴミが道糸に引っ掛かった。レジャーの盛んな最近の中津川では、ゴミが引っ掛からない日はない。ゴミをはずそうと、いつものように、竿をポンポンと軽くたたいた。ゴミは流れの中に消えて行った。では、竿を立てて、泳がせようか・・・ん？目印は？オトリがどこかに流されたのかと思った。しかし、おそるおそる目を上にあげてみると・・・仕掛がヒラヒラ。ゴミと一緒に、オトリまで流れに帰って行った。カムバーック！
気を取り直し、仕掛を張り替えるが、さっきから気になっていた下流からの風が、また一段と強くなってきた。
瀬肩を泳がせるも、アタリなく、瀬の中へオトリを入れる。
ここで、自分の非力さを実感。突風が吹くたびに、オトリが瀬の中から、ビョンと飛び出す。糸が石に擦れる感触は伝わるが、風が穂先を引っ張っているようで、オトリが泳げなくて嫌がっている重さは、全く感じられない。当然、掛かるわけもない。
下の釣り人が、どんどん釣り上ってきたので、場所がなくなり、上の瀬の瀬尻へ。風は強い。オトリを騙しだまし泳がせていると、やっと掛かった・・・らしい。掛かった感触は全くない。引いている感覚もない。オトリの動きがちょっとおかしいので、逆バリチェックと思って竿を立ててみると、風に押されて、２尾のアユが、瀬の水面を滑ってくる。ここまで見えても、初めは掛かっているのがよく分からなかった。17cmくらいの、良型（？）アユだったのに。それほど風が強い（というか、私が弱い）。
強風にあおられないようにと、ゆっくりゆっくり引き抜き。あと5cm。ポチャン。
頭に掛かっていた掛かりアユは、再び野アユとなった。これで、オトリはだいぶ弱った。私もかなり弱った。最後は、エビになったオトリを手元に寄せようとしたときに、ちょうど吹いてきた突風に竿をあおられ、プチッ。
下で釣っていた人は、強風の中、瀬の中をちゃんと泳がせていた。1時間ほどの間に、4尾くらい掛けていた。
あ〜あ。掛ける力も、腕の力もないことを、痛感しました。
こんな日のアユ釣りは、体力です。