河川：狩野川 場所：宮田橋下（静岡県修善寺町・天城湯ケ島町） 時間：8:25〜11:25
天気：雨 水量：増水 水温：測定せず 水質：強めのささ濁り
人出：ブロック25人 釣果：オトリ込み2尾今日は、報知オーナーカップに出場してきました。
朝から雨で、時折ザアザア降るような天候です。水色もよくありません。増水もしていて危険な場所もあったため、大会本部の方で、エリアを作り直しました。また、雨が強まる可能性もあったので、普通は1次予選・2次予選と行う予定を、1次予選のみで、各ブロック上位2名がそのまま全国大会に出場できる、というルールに変更になりました。
とにかく、大変です。
くじ引きの結果、私は最下流のエリア（宮田橋下流）に決定。しかし、有名ポイントであるにもかかわらず、私は、ここに入って釣りをしたことがない。釣りながらポイント探しをしなければ。
川に入って、ポイントを探しつつ移動すると、目の前のトロの石が真っ黒にみがかれている。各選手が渡り場にしていったところだが、とりあえず、ここで竿を出すことにした。
黒いところを狙って、泳がせてみても、一向にアタリらしいものがない。しゃくってみたり、横に泳がせてみたりしたが、ダメ。あっという間に1時間。その間に、対岸の方々は、1〜2尾を掛けている。
最も掛かっているのは、瀬の中のようだ。これだけの増水では、瀬にはついていないだろうと、勝手に判断してしまっていたのが間違いだった。瀬の中がなかなか空かないので、一般の釣り人のおじさんの上で、瀬肩狙い。それでもダメ。
やっと瀬が空いて、オトリを入れたころには、すでに2時間が経過していた。のこり1時間なのに、ボウズ。しかも、トロで強引な誘いを強要してしまったオトリちゃんは、潜ってはくれるものの、泳ぎが悪く、根がかり多発。悪循環。終了間際には、石に引っ掛かった電気ケーブルに根がかり。仕掛けもパー。
結局、3時間でアタリらしきものが1度あったきりだった。
我がエリアでのトップはオトリ込み10尾。他のエリアでも、上位は10尾前後。こんな条件の中、みなさん、すばらしいです。
私は、腕もさることながら、天気に負けました。普段、こんな天気では、絶対に竿を出しません。なので、どこを釣ったらよいやら、まったく分かりませんでした。さらに、気持ちもなえてしまって、釣れるイメージがわきませんでした。
アユ釣りって、けっこう精神的な部分が、釣果に大きく影響するのですね。いつもそう感じているのですが、雨には負けました。修業が足りません。だいぶ長いこと、気持ちのいい条件で釣りをしていないような気がする。発散できない気持ちを、引きずってしまっているのかもしれませんね。
雨で濡れた道具を片づけるときが、すごく寂しかったです。