河川：相模川 場所：高田橋上（神奈川県相模原市・愛川町） 時間：16:00〜18:00
天気：曇り 水量：平水（やや増水） 水温：23℃ 水質：澄み？
人出：やや多め 釣果：2尾（18、26cm）午前中用事があったので、夕方からの釣りです。相模川はいかがかな、と思って、行ってみました。
平日の夕方にしては、人が多いような気がします。でも、オトリ屋さんに聞いたら、そんなに数は出ないようです。一日中風も強いそうです。でも、型はいいのが出るらしくて、水槽には、25cmのアユが悠然と泳いでいました。相模川では、竹竿を使うことが多い。今日も今日とて、竹竿で・・・。竿を継いで、ベストのポケットの仕掛け・・・がない！しまった、家に忘れてきた！取りに行くのも面倒なので、ポケットに入っていた、カーボン竿用の仕掛けの天上糸を２本つなげて、急きょ仕掛けを作る。応急処置だが、なんとかそれらしくなった。
さっそく瀬の中へ。人が多いと言っても、平日なので、入れないことはない。失礼して、川を渡って、右岸へ。私の好きなポイント、瀬の中段の荒めの流れを狙う。
なかなか来ないので、オトリを引き寄せて、逆バリチェックをして、送り込もうとしたとき、強い風。竿があおられて、なかなかできない。そして、突風が来て、竿がひとりでに糸を引っぱって、オトリを浮かせる。あれ？なんかついてる。あっ！掛かってる！いつの間に。
そのまま寄せても良かったが、久々に、竹竿で那珂川抜きがしたくなってしまったので、わざわざ流れに乗せて下流まで下らせてから、抜く。手ごろな大きさだ。
ハナカンを通して、逆バリを刺そうと思ったら、腰がぐんにゃり。奇形だ！こんな奇形久々、というほど見事。？
その後も、ガリガリというアタリの後、竿先が絞られる場面が何回かあったが、取り込むまでに至らない。実は、ハリケースを開けてみたら、トンボの３本イカリが２つしか入ってなかったので、使い物にならなくなるまで我慢して使っていた。やはり、針先は重要。
少し上に動いて、大岩の脇を狙ってみると、小さいアタリの後、グーッと引き込まれた。仕掛けもこれ１本しかないので、慎重に下ってとることにしたが・・・たぶん、周りの人はハラハラしただろう。１回立ち止まって、ためる体勢になったが、片方の手とひじで竿を支えていたひじの方が、濡れて滑ってしまい、また引き込まれるはめに。川底の石は、すでに泥腐れ状態で、スパイクがあまり役に立たない。ついて下る途中、ついに、「コケちゃいました（谷口談）」腰ぐらいの水深のところで、首まで漬かって。アユに引かれるまま、泳ぎ下っていく。恥ずかしかった・・・
でも、掛かったアユを見て、恥ずかしさもなくなった。でかい。26cm。慎重に、自分が寄っていって、差し出したタモに誘導。今年一番。その後も、アタリがあってもハリにのらない、というのが続く。１尾は抜くところまで来たが、強風下の那珂川抜きで、勢いがついたため、身切れでサヨナラ。帰りの瀬渡りが厳しくなる前に、終了。
増水中に、アユが陸バミをしているかと思って、見てみましたが、ハミアトは、小さいものばかり。川の中も、青ノロがはってしまっていて、あまり良い状態ではありませんでした。
でも、今まで人が入っていなかったせいか、アユはウブなのかもしれません。だからといって、おすすめはできかねますが。大アユを狙いたい方は、どうぞ。ただし、ボウズもあり得そうです。