河川：伊久美川 場所：伊久美地区（静岡県島田市） 時間：?〜15:30
天気：晴れ 水量：減水 水温：25℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：0尾鮎狂さん一行とご一緒させていただきました。
鮎狂さん宅5時集合のはずだったのですが、私が時間を勘違いして、5時半になってしまいました。皆さんにご迷惑をかけてしまいました。すみません。
厚木で、鮎狂さんの仲間AOさんと合流。さらに、島田市で、AKさんとおちあい、釣り場を案内していただきました。伊久美川というのは、大井川の支流になります。本流でも、竿を出している方が多かったのですが、小石底のような感じで、コロガシも多く入っていました。
伊久美川は、小河川で、川幅が10m足らず。深いところでも腰まででしょうか。でも、渇水に近いほどの減水だそうで、本当は、もう少し水が多いのでしょう。
オトリ屋のおばちゃんが、大変親切で、いろいろと世話を焼いてくれました。それだけでも、気持ち良い釣行だったと思いましょう。
さて、朝からカンカン照り。オトリ屋の前の河原の木陰に荷物を置いて、釣り開始。
AKさんは、さらに合流したお仲間2人と、先に上へ。私たちは少し遅れて、AOさんが上、鮎狂さんと私が下へ行くことに。私がまず選んだのは、小さい堰堤の下。落ち込んだところが深みになっていて、大岩がゴロゴロ。いかにも掛かりそうな場所。慎重にアプローチして、深みの下の平瀬から始める。アユに気づかれないように、上に泳がせていこうという作戦。
とにかく、アユは多い。型は小さいが、集団で群れながら、アカをはんでいる。
開始から10分。オトリが群れになじんだと思ったら、2尾のアユがクネクネ。掛かった！竿を立てて、オトリを水面に出すと、スルッと抜けてきた。あら？掛かりアユがいない。掛かりが浅かったようだ。でも、掛かることは分かった。アユは、いる。
そうやって泳がせていると、監視のおじさんがやってきて、上の深みでキラキラしてるから、そっちへ入れろ、とアドバイス。本当は、下をもう少し攻めてから、少しずつ上げていこうと思っていたが、おじさんがしつこく言うので、仕方なく、移動して深みを攻める。
が、一向に掛からない。ふと気がつくと、おじさんの姿は、もう、ない。あきれて行ってしまったのだろう。う〜ん、釣る順番を間違えたような気がする。やっぱり、自分が思ったように釣ったほうが気分は良い。
それでも、アユが見えているので、いつか掛かるだろうと、粘りすぎてしまった。はっと気がついて、下の瀬に移動。木が生い茂っていて、釣りづらい。何度も木に引っかけながら、がんばってみたが、ピクリともしなかった。もう昼になったので、午前の部は終了。荷物を置いた木陰に戻ってみると、AOさんが帰ってきていた。暑くて、ダウンしたそう。それでも、8尾も釣っていた。すごい。鮎狂さんは、ここまで2尾。私は、もちろん、ボウズ。オデコ。タコ。スカ・・・
昼は、河原で酒を呑んで、しばしアユ談義。AOさんは、なんと、今日が、今年の初アユ釣り。本当は、今日帰る予定だったが、せっかくここまで来たのだからと、1泊して、中部天竜まで足を延ばすことにした。
午後は、AOさんのアドバイスを受けて、上へ行くことにした。テトラがあるので、その上が良いかも、とのこと。そこに行くまでに、竿を出しながら行ってみて、と教えてくれた。当のAOさんは、暑さのせいか、余裕なのか、午後は昼寝タイム。早めに宿をとるから、3時半に集合ということで、出発。
そうそう。AOさんが釣ったアユを、オトリとして2尾借りた。自力でやるのが理想だけど、背に腹は代えられない。上に行ってみると、AOさんが言っていたテトラ周りで、子供たちが遊んでいる。あらら、と思って見ていると、「ここにはアユはいないよ！」と教えてくれた。地元の子の遊びを邪魔しても、と思い、少し下へ戻る。
淵の下のカガミに群れていたアユを狙おうと、竿を立てて、オトリを送り込む。すると・・・ガリガリッ！やったあ！？木に引っ掛かった！これがまた、複雑にひっからまってしまって、糸を切って回収する羽目に。幸先悪いぞ！
予感は的中。時間が優雅に流れるだけ。少し上に行くと、釣り人が密集。空いたところに入るが、なんとも。オトリをハナカンに通すときに、逃がしてしまうという、失態も演じた。しかも、AOさんに借りた、天然のオトリ。あ〜あ、と言ってみても、時間切れで終了なのだ。
粘ってはダメ。拾い歩くつもりでやらないと、釣果はのびないよ、とAOさんに教えてもらいました。たしかに、今日は（も？）粘りすぎ。でも、粘りたくなるほど、アユがいた。
アユがたくさん見えていただけに、楽しくもあり、悔しくもあり、の一日でした。