河川：鬼怒川 場所：岡本頭首工上（栃木県河内町） 時間：11:00〜13:00
天気：晴れ 水量：減水 水温：21℃ 水質：澄み
人出：多い 釣果：0尾（-）PC修理中でしたが、代理で掲示板をチェックしていてくれたTKさんに、ネット釣りクラブ仲間のパンダさんから連絡がありました。
「土曜日にみんなで鬼怒川に行く」ということでした。予定はばっちり空いていたので、私も鬼怒川釣行に参加することにしました。前日の夜中。午前1時半。
携帯電話がなりました。一体、こんな時間に、なにかあったのか？
電話に出てみると、秋田のなるせさんでした。秋田から東京に出張中なので、ついでに鬼怒川に行くことにしたようです。どっちがついでなのかは、この際追求いたしませんが。
鬼怒川に向かう車中の助手席から電話を掛けてきたようです。「いまどこ？」
私も夜中出発だと思っていたみたいで、途中落ち合う場所を知らせてくれよう
ということでした。
でも、私は朝出発しようと思っていたので、まだ家です。でもでも、早朝出発のはずなのに、まだ起きてました。仕掛けとハリをせっせと作っている最中なのでした。釣りの前の日は、早く寝ましょう！さて当日の朝。私にとっては、かなりの早朝6時半起床。
荷物を車に積み込んで、あとは身支度、というときに、携帯の音。
今度は、オサムさんでした。「おはようさん。まだ寝てた？」いつも、オサムさんからの電話の時には、寝ている私です。今回も、と思ったのでしょうが、今日は、期待？を裏切ってしまいました。
オサムさんによると、昨日3時頃に川に着いてから、6時まで飲んでいたそうです。普通、次の日に備えて、寝るのに・・・おかげで、みなさん今ごろになって、酔っ払って寝てるという始末。さすが、我が会のメンバーです。7時半に神奈川の愛川出発。休みの日の朝なので、鬼怒川では2時間半もあれば着けるかな？と思っていたのですが、甘いぜ、おにいちゃん。首都高はびっちり渋滞。3時間半も掛かってしまいました。
途中、宇都宮のネット仲間の養魚場でオトリを買って、みんながいる岡本頭首工の場所を聞きました。この日は、娘さんも、おじさんもいなくて、おばさんだったので、道がよくわからない、ということでした。
でも、丁度やってきた地元のおじさんが、親切に岡本頭首工まで連れて行ってくれて、スムーズに川にたどり着けました。ありがとうございました！川に着いて、なるせさんに電話をして、みんなが車をとめた岡本の鉄橋上のオトリ屋さんの場所を確認。行ってみると、見覚えのある頭、じゃなくて、顔がいました。オサムさんです。
今まで寝ていて、これから釣るとのこと。他のメンバーは、みんな川に入っているようです。
立ち話をしているところに、鬼怒川をホームとするnanjarokaさん登場。ずーっと下の頭首工付近まで探っていって、やっとこ2尾。評判どおり、釣れなさそうです。前の日に、漁協に電話してここだけは、なんとか釣れている、ということだったのです。他の場所は、どうなっているのでしょうか？釣れるかどうか不安ですが、竿を出さねば釣れません。とりあえず、瀬のある上流へ向かいました。
途中で、休んでいる地元のおじさんたちに声を掛けてみると、「ダメだね。ここで5つばっか。他もほとんど竿が立ってないよ」という、文字通り釣れない言葉。「でも、夕方から釣れるよ、たしか」
河原を歩きながら、石を見ると、一面真っ黒。釣れそうなのに。と思っていたら、「鬼怒川は黒い石は釣っちゃダメだよ」とnanjarokaさん。ためしに、黒い石を触ってみると、ヌルッ。どろどろのアカグサレだ。どこを釣ればいいのか・・・
500mくらい上流に来て、2本に分かれた右岸側の流れの瀬肩を泳がせて見る。オトリは元気で、すいー、すいー。すいー、すいー。
さてと、移動すっかな。今度は、反対側の流れの瀬肩。瀬の中にパンダさんを発見したので、状況を聞いてみたが、「いつもの鬼怒川のペースで、上品」ということだった。上のトロには、オサムさんがいるが、あまり芳しくない様子。
それでも、瀬肩からトロでは、アユが跳ねている。間違って掛からないものかと、瀬肩に入ってみる。
入ってすぐ、上のトロで釣っていた人の竿がしなる。なかなか浮いてこない。やっぱり鬼怒川のアユだ。
と思ったら、釣り人は、抜いたタモを納めた。私は、自分の釣りに集中していたのだが、そのうち、バシャ！という音。そうか、サエンボ（ニゴイ）だったのか。サエンボでも、掛かれば引きは楽しめる。おおっ、と思ったのは、エビだけ。野アユの感触は全く感じることなく、お昼休みとなってしまった。
昼にあがってみたところ、仲間の釣果は、似たり寄ったり。というか、釣果を得たのがnanjarokaさんの2尾のみ、という、惨憺たる結果だったのでした。
村田満さんが、そのビデオの中で、「鬼も怒るし、釣り人みんな怒るんやないか」と言っていましたが、そんな感じです。
これはいかん。ですが、ミノカサゴさんが阿久津大橋で釣果があった、という情報があり、そっちに行くことになりました。
とりあえず、昼飯はここで食べてから、移動です。このコーナーのトップへ このページのトップへ ホームへ戻る
河川：鬼怒川 場所：阿久津大橋（栃木県氏家町） 時間：15:00〜17:00
天気：晴れ 水量：減水 水温：21℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：0尾（-）岡本頭首工から十数分の、氏家の阿久津大橋までやってきました。
ミノカサゴさんたちと合流。川の石の状態は、こっちの方がいい、ということでした。実際に見てみても、輝きは、ちょっとはあるかな？てな感じです。メンバーはさっそく準備をして、対岸の右岸に渡り、釣りを始めます。
私は、オサムさんと一緒に、しばらく見学です。だって、釣れる気がしないし、べたっ川で、どこを釣っていいか分かんないんだもん。みんなの釣りを見ていると、nanjarokaさんにアタリ。抜いたアユは、鬼怒川とは思えないほどのおチビちゃん。まさしく、なんじゃろか！というところです。
釣りを見ながら、ビールを飲み、ときどき見に来る地元のおじさんたちと話ながら、のんびりとした時間が過ぎてゆきます。釣れてないのに、いい感じです。でも、ここまで来たからには、竿を出さないのはもったいない。と思うのは、貧乏性でしょうか。竿を出してきて、左岸の護岸の上から釣ります。
見た感じは、そこが光っていて、釣れそうなのだが、アタリもなければ、追われる感触もない。上に行ったり、下に行ったりと、探ってみたが、どうもいかん。ガマンの限界。おし○こ。
すっきりしたのもつかの間。10分くらいして、また。ビールが効いている。釣りの方も、ガマンの限界。橋の上流に放浪の旅。
ガンガンの瀬があったが、昼前から泳がせまくり、根掛かり、エビが多発したオトリには、荷が重い。瀬尻がいい感じだったので、そこにしようと思ったのだが、ひと足先に来たおじさんに入られてしまった。しかたなく、瀬に入ったが、案の定、オトリはうまく泳がない。則ち、掛からない。ちょっと下って、ザラ瀬。
泳がないので、引き釣りになってしまっている。ここも音さたナシ。なにか特記事項でもあれば、書きたいのだが、ただ時間が流れてゆくだけなのである。ふと堤防に目をやると、ちょうど、宮城のKIKUさんがやってきた。4時間もかけて、やって来る。しかも、仕事のあと。すごい。
さらに、下流に目をやると、パンダさんが橋の直上の瀬に入っている。見る間に2尾。うおっ。
これで、やる気をなくしてしまった。元の場所に戻り、右岸に渡って、遅れてきたKIKUさんの下で竿を出すが、石を釣っただけ。みんな上がり支度をはじめていたので、寂しくなって、終了！
今年は、そこばくの天然遡上があった鬼怒川ですが、大渇水の状況で、追いがすこぶる弱いのです。
漁協に電話しても、「あんまり良い状況とは言えないんですよ」との返事なのです。正直に答えてくれるのが、良心的で、こっちにとってはいいのですが、漁協は上がったりでしょう。
今年の梅雨はしっかり雨が降るものだと思っていたのですが、期待外れ。これからどうなるのでしょう？
心配で、怒る気も失せます。