河川：中津川 場所：愛川橋上下（神奈川県愛川町） 時間：11:00〜13:00
天気：晴れ 水量：平水 水温：19℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：3尾（13〜18cm）最近、雨はほとんど降らず、ダムの放水量もいつもの通りになりました。やっと、水量が安定しました。
もうそろそろ、中津川も良くなってきたかな、とちょっぴり期待して出掛けました。オトリ屋さんでオトリを買ったついでに、釣況を聞いたところ、「頑張れば、1日5,6尾くらいは釣れるよ」と、なんとも不安になる答えです。「ダムが底水を放流してるから、水温が低くて追いが悪いね」
ちょっぴりどころか、実は、かなり期待していたのですが、出ばなをくじかれた感じです。橋の下の釣り人によると、アユはいるけど追わない、ということで、橋の上に入ることにしました。
ここも釣れないのか、人はほとんどいません。瀬尻から30mほど上の瀬からはじめました。
実際に竿を出してみると、やはり追いはいまいち。黒くなった石もあるのだが、反応がない。
上に行き、下に行き、ようやく1尾目のアタリが来たのが、1時間も経過した時。タナになった石の上。来たことは来たが、あいかわらず、引きは弱い。下竿にしていたので、ややのされるのだが、苦もなく寄ってくる。まだまだアユの元気が足りない、ということか。それから数尾、オトリにならないおチビちゃんが掛かったが、放流。
そういえばS先生が、ちょっと竿を出してみようか、と言っていた。携帯で連絡。どの場所がいいか、となったが、もしかすると道楽亭鮎狂さんも来るかもしれない、ということで、この場所に来てもらうことになった。
電話を切ってから、ちょっと上に移動。
手前は釣れないので、ちょっと立ち込んで、奥を狙う。すると、波立ちでパタパタ、と2尾が連続で掛かる。
こりゃええわい。やっと時がやってきたか、と思ったのだが、それっきり。30分くらいして、S先生到着。先生は竿を出さず、「ここで見てるから、早くオトリ取ってくれ」と早速のプレッシャー。
「あの淵の上の落ち込みは誰も竿を入れてないから、狙ってみな」
竿を入れてみる。ガンガンでは掛からず、淵に落ちたすぐのところで、ガツン！予言通りに、来た。しかし、風の中、抜きの方向を誤り、3cm差でキャッチミス。掛かりアユがタモに触れてしまったため、ばれてしまった。あぁっ！と思って、先生の方を顧みると、あははと笑っている。私も照れ笑い。再びガンガンに目を向けると、アユがギラッ！アユまで笑っているのか。このやろう、釣ってやるー！とオトリをけしかける。ぐるん！と掛かったのは、地面である。気合いが空回り。
根掛かりを取ろうと、奥に入って行くと、突然、竿が軽くなる。え？と思って、竿先を見ると、さっきまでちょっと曲がっていた穂先が、まっすぐになっている。何にもしていないのに・・・岩でこすれていたのだろう。気分を変えるために、橋の下へ移動。
瀬に入れてみるが、アタリなし。
さらに下ってトロ尻の瀬肩に入るが、ここでも釣果はナシ。
鮎狂さんは忙しくて来そうもないので、場所移動することにした。このコーナーのトップへ このページのトップへ ホームへ戻る
河川：中津川 場所：漁協前（神奈川県愛川町） 時間：15:00〜17:00
天気：晴れ 水量：減水 水温：21℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：0尾（-）馬渡橋の下、漁協前。
道路から川をのぞくと、真っ黒です。アユの姿も確認できます。
でも、愛川橋で私が片づけをしているあいだに、先に来ていたS先生のコメントは、「竿が曲がってないよ」川の黒さと釣果の相関関係は、それほど高くないようなのです。とりあえず、漁協脇の「釣り人専用駐車場」に車をとめ、川を見ながら入るポイントを検討。
漁協の前の平瀬からトロにかけても、真っ黒である。橋の下の瀬までは、ちょっと距離があって、面倒になったので、ここで竿を出すことにしました。
先に入っていた人も、朝からやって数尾とのこと。一体、どうしちゃったの？
アユはいることはいるので、いつものように間違って掛かることを期待して、平瀬からトロの変わり目付近にオトリを入れてみる。30分経過・・・1時間経過・・・何の反応もない。時間のせいか、対岸の葦際では、アユがバチャバチャ跳ねている。
「対岸にいるよ。入れてみな」と先生の指示。
でも、オトリを入れたくても、すでにバテ気味で、泳いでくれない。悪戦苦闘して、終いにはぶん投げて入れる。それでも、泳ぎが悪いのか、操作が悪いのか、追いが感じられない。
もう、ダメか、と思ったとき、石の裏で、急に目印が上りだした。ん？掛かった？竿を立ててみると、グーッと引く。来た来た！上流にいたので、寄せて来よう、として引っ張ると、オトリだけ飛んできた。
見ると、エビになっている。あれー？エビになって引いたのかな？と思ったが、「それは掛かってエビになったんだよ。引いただろう？」とS先生。そう言われてみれば、バテバテオトリが、エビになったからといって、勢い良く上るのもおかしい。取1り込み方の失敗だったのか。私の釣りたてオトリを期待していた先生も、しびれをきらしてもう1尾のバテバテ養殖ちゃんを取りだして釣りはじめる。
しかし、短時間で、バテバテオトリでは、名人にも釣れない。
30分ほど竿を出したところで、日が傾いてきたので、先生は帰ることになった。「家が近いんだから、まだやってな」と、励ましを頂いて、もう少し頑張ることにした。漁協の下のチャラ瀬でも、アユが跳ねていたので、泳がないオトリをトロに入れておくより、流れがあるところでアクションをつけて、なんとか追いを誘おう、という戦略に変更。
それが当たれば良いのだが、いつものように、いつものように、いつものように、いつものように・・・終了！
不調・不調と言われて、釣り人の姿も少なくなっている中津川ですが、アユはいるようです。
アユはいて、黒くなっていても、釣れないのが、実情なのです。なぜ、釣れないのか？どうしたら釣れるのか？分かってりゃ、釣れるってことなんですけど。永遠の謎ですな。