河川：中道志川 場所：青野原オートキャンプ場（神奈川県津久井町） 時間：7:00〜9:00
天気：晴れ 水量：減水気味 水温：21℃ 水質：澄み
人出：多い 釣果：3尾（15〜17cm）中道志川トラスト運動のアユ祭りの中のアユ釣り大会に、神奈川県釣りインストラクター連絡機構の一員として参加しました。今日は、さらに子供たちにアユ釣りの指導をする、という大役もあるのです。私なんかが指導員になっていいんでしょうか？
受付は6時からということで、珍しく朝早い出発。早朝の道は空いていたので、我が家から釣り場まで20分で到着しました。6時にはまだ10分ほど早くの到着です。
キャンプ場に着くと、すでにインストラクターのMさんとIさんが来ていて、橋の上から川を覗いていました。
しばらく話をしていると、Y さん、道楽亭鮎狂さんがやってきました。
すでに6時はまわっていますが、まだ受付は始まっていないようです。アットホームな大会なのでしょう。いよいよ受付が始まり、おにぎりとお茶を頂いて、オトリ配布です。
オトリをもらったら、各自散らばって行きます。メーカーの大会のように走る人もおらず、のんびりした感じです。
キャンプ客がテントを張っている前の、右岸の分流にポイントを決めて、合図があるのを待ちます。
しかし、一向に合図の気配がありません。おかしいな？と思っていると、周りの方々がオトリをつけ、釣りはじめます。一般の釣り人かとも思いましたが、さっきまで竿を出していなかった方もはじめたので、ああ、大会が始まったんだ、というあいまいな感じでスタートです。
釣り場に着いて休んでいるときに、川を見ていたら、少ないながらもギラギラやっていた。掛かるかも、という淡い期待を持ちながらオトリを送り出したのだが、なかなか掛からない。
配られたオトリは、食用なのか、というくらいに泳ぎが悪い。水に慣らす作業が失敗したのか、もともとこういうアユなのか。
そういうわけで、やっと掛かったのが30分を経過したころ。あまり明確なアタリではなく、水面下でギラギラやってるな、と思ったら掛かってた。
野アユがとれればこっちのもの、とはいかず、ここではその後のアタリはナシ。後ろを向いて、左岸の太い流れを攻める。まずは、大岩の脇。
ところが、昨日に引き続いて、今日も他の釣り人の動きに惑わされる。
目の前の大岩の脇は、いかにも、というような釣り人惚れする流れ。下から釣り人が一人近づいてきていることは分かったが、大会だし、先に入ったもの勝ちと気にせず竿を出したら、その釣り人が私のすぐ下に入ってきた。
竿一本分も空けてくれなかったので、どうも窮屈で釣りにくい。オトリを付けて一泳がせしただけで、下の瀬に移動。すると、私が竿を出して間もなく、さっきの釣り人がまた近づいてきて、私のすぐ上で竿を出す。私はすかさず下に移動。
またまたさっきの釣り人がそばに来て釣る。何なんだ？やっぱり私が負けて、今度はずーっと上に移動。
しかし、またまたまた、やって来た。インストラクターとして参加してなかったら、嫌みでも言うところだ。
それで、ほとんど釣りができず、業を煮やして、ちょっと歩いて、上のチャラ瀬に移動した。
途中で、トラスト会員でもあるYさんから、9時から釣りの指導をするから、そのころにあがってくれ、と伝えられていた。他の参加者は10時までだから、入賞しなくてもOKなのである。言い訳は完璧だ。
今、時計を見ると、残り10分。ここで掛からなければ、お終いである。
しかし、疲れきったオトリで、何とか一尾を掛ける。大事に取り込んで、オトリを交換し、送り出すと、間もなくギラッ！いいペースで掛かりはじめた。
ところが、ここでタイムアップ。まだまだ釣れそうな気配だったのに、残念！
検量を済ませ、ちょっと休憩していると、今日のお相手、地元少年サッカーチームの子供がやって来ました。
でも、まだ大会の最中なので、川の中に入っての指導はできません。
仕方なく、文芸委員でもあるMさんが、色々な魚のエサとなる川虫の説明をして、時間をつないでくれます。
しかし、大会終了まで1時間。子供がそんなに待てるわけもなく、三々五々散っていって、川遊びに興じはじめてしまいます。アユ釣りに興味を示しているのは、親達だけ。再び残念！大会が終わった後も、サッカーチームの子供が戻ってくることはなく、当初の予定は果たせなくなってしまったのでした。
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河川：中道志川 場所：青野原オートキャンプ場（神奈川県津久井町） 時間：10:00〜12:00
天気：晴れ 水量：減水気味 水温：21℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：0尾（-）本日の本当のメインイベント、少年への釣りの指導ですが、さっきのサッカー少年たちは、どこかへ行ってしまいました。
今日は、お役御免かな？と思っていたら、1組のご家族が来られ、サッカー少年の父親たちも含めて、釣り指導、と相成りました。
父親達は道楽亭鮎狂さんが、そして、家族連れの方は私が指導させていただきました。まずは、アユの性質、どうして友釣りでアユが釣れるのかを説明して、竿の操作を一通りやって見せて、男の子（父母・兄妹の家族でした）に竿を持ってもらって、実地指導です。
この男の子が、センスがいい。6.3mの竿ではありましたが、張らず緩めずの感覚がなんとなく分かったようで、瀬の波立ちにオトリを入れているのに、目印はスムーズに滑り、空中の糸は、適度なたるみがあります。目印キープがあまりにもきれいにできているので、もしや根掛かりか？と竿を借りて糸を張ってみましたが、しっかり泳いでいました。
ところが、指導者のポイント選びが悪く、さらに大会の後ということもあって、なかなかアタリがありません。
1時間くらい頑張っていたでしょうか。まっすぐに伸びていた竿先が、突然ぐーっと曲がります。男の子は、「あっ、あっ！」と言っています。とうとう掛かりました！やった！
本当に掛かっているかどうか、一旦竿を借りて、引きを確認。やっぱり掛かってます。再び竿を返して、寄せ取りを教えようと思っていると・・・竿が軽くなったようです。竿を立てさせてみると、オトリしか付いていません。ばれてしまいました・・・
オトリを引き寄せて、ハリを確認していると、なんとハリが一本抜けています。完全に、私のハリ巻きの失敗です。ごめんなさい！それから1時間、他のインストラクターの方にもポイントを見てもらい、なんとか釣ってもらおうとしましたが、昼になって、祭りの進行があるため、やむなく終了。
道楽亭鮎狂さんが指導された大人の方々は、釣果があったようです。指導者の力不足を痛感しました。
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河川：中道志川 場所：青野原オートキャンプ場（神奈川県津久井町） 時間：14:00〜18:00
天気：晴れ 水量：減水気味 水温：21℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：8尾（18〜21cm）インストラクターとしての仕事も終わり、昼を食べて、ビールを飲んで、一休み。
しかし、悔しい。
他の皆さんは、もうちょっと休んで、3時くらいから竿を出すとおっしゃっていますが、私は2時からはじめることにしました。
まずは、さっき男の子が釣って釣れなかった場所に入ってみる。ここで釣って、汚名返上！と思ったのだが、うまい泳がせをして釣れなかったものが、私に釣れるわけもなく、恥の上塗りとなってしまった。
釣れないときは、移動しかない。どんどん下る。ぜんぜん釣れない。さらに下る。釣れない。そんなことをしていたら、はじめの場所から数百メートル下ってしまった。
たどり着いたのは、いかにも大物がいそうな岩盤の瀬。見渡したところの一番の瀬。ここで頑張ってみる。
その頑張りが通じたのか、待望の午後一尾目！下竿で構えていたので、アユに先手を取られて、下の淵まで20m引っ張られてしまった。しかも、抜きは大きくそれて、後方へ。しかし、ツキはあった。外れずに残っていてくれた。
なんとか取り込んで、再び瀬を攻める。それからは、入れ掛かりもあり、順調に良型を上げた。
これが大会のときだったら、さっきの指導のときだったら。でも、釣れた瞬間は、そんなことどうでもよくなる。アユに引っ張られて、ヒーヒー言ってる時間が、一番楽しいのだ。
夕方6時前、鮎狂さんがやってきて、もう帰る、とのこと。
私はこの段階で、一日のツ抜けはできていたが、もう少しやって、午後だけでツ抜けを、と頑張る。しかし、後が続かず、終了。
中道志川は、家から20分。いい瀬もあって、良型も釣れます。
うーん、中津川が不調なときは、こっちに来て釣るのがいいのかな？なんて思ってしまいました。