河川：成瀬川 場所：場所名不明（秋田県東成瀬村） 時間：10:00〜17:30
天気：晴れ 水量：やや減水 水温：19〜21℃ 水質：澄み
人出：少ない 釣果：7尾（14〜18cm）今回の東北遠征のメインイベント、秋田県は雄物川支流の成瀬川です。
昨日は温泉宿に泊まって鋭気を養い、山形を出発。一時間半ほどで、東成瀬村に到着しました。
本日は、地元のなるせさんにお任せコース。ついでに運転もnanjarokaさんに引き続きお任せです。
待ち合わせは、国道沿いのコンビニ。先日、溪流で来たときによく利用したお店です。
「コンビニに着いたら電話してね」なるせさんが釣り場に案内してくれるそうです。
ところが、目当てのコンビニに着いて、nanjarokaさんがなるせさんに電話してみると、「○○の脇の道路を入って、まっすぐ来れば分かるよ」とのお言葉。釣れてるのか、面倒なのか、分かりやすい場所だったので、現場直行となりました。言われた橋の上から見てみると、なんとなくなるせさんっぽい人と、なんとなくオサムさんっぽい人が釣っているのが見えます。手を振ると、手を振り返してくれます。確認のために、なるせさんの携帯に電話をしてみると、果たして、手を振った人がなるせさんでした。
なるせさんは、一旦橋の上まで上がってきてくれて、場所を説明してくれました。
話をしていると、今度はオサムさんから電話。オサムさんも上がってきました。そして、すかさずのアルコール。さすがです。話をしていても、アユは釣れないので、さっそく着替えます。まずは、nanjarokaさんが橋の上の淵に入ります。すぐに2尾・3尾、こちらもさすがです。
私とJさんは、オサムさんのお仲間のKさんが釣ってくれたオトリをもらって、スタートです。
初めは、橋の下の瀬に入ろうと思っていたのだが、Jさんとオサムさんが入っていて、ちょっときつい。なるせさんが橋の上の瀬を勧めるので、そこに入ることにした。
まずは、右岸から左岸に渡って、ガンガンの瀬にオトリを入れる。あまり調子が良くないということだったので、ガンガンに棲む追い気バリバリのアユを掛けてやろう、という魂胆なのである。昨日の小国川で仕掛けをブチブチやってしまったので、夜に酒を飲んだ後作った0.07号の仕掛けを張って、オトリを流れに送り出す。
スルスルー、と流れになじみ、泳いでくれる。「それ、そこだ」と思ったところで、来れば名人級なのである。当然のごとく、来ないのである。
上に行ったり、下に行ったり。やっと、という感じでアタリ！瀬尻近くだったので、あまり下らずに済むのが助かる。えいやっと抜く。オトリサイズで一安心。再びガンガンを攻めると、やはり釣りたてのオトリ、元気よく泳いでくれる。
元気だが、掛かってはくれない。掛かってはくれないが、元気なので、何度も瀬を泳がせる。
何回目だったか、頭の先っぽだけ出している岩が気になり、オトリをそこまで引き上げてみた。石裏では、何の反応もない。それでは、脇を通して、石の頭を狙ってみようか、と、流心側の流れに出して、引き上げる。
すると、すぐに、グリッ！やったー！（←←←良くないやったー！である）がっちり背掛かり、ならぬ、がっちり根掛かりなのである。
さて、やってしまった。せっかくのオトリなので、取りに行きたい。しかし、ガンガンの中である。この前の中津川の件もあって、ちょっと躊躇したが、流されてもすぐに平瀬になるので、意を決して、ガンガンに入って行く。
ちべたい。すぐに腹まで水が来る。しかし、底石がしっかりしていて、大きいので、思ったよりも押しは強くなかった。手を突っ込んで、首まで水に浸かって、回収成功。ゴミに引っ掛かっていたようだ。その後も、やはりアタリは遠く、3尾のオトリをローテーションしながら頑張ったが、そろそろバテ気味。オモリを付けなければならなくなってしまった。
しかし、これが良かったのか、オモリを付けると、しばらくして、アタリ！
それからオモリを付けたり外したりしながらガンガンに入れ、さらに、下の平瀬などでも竿を出し、数尾追加。
またガンガンに戻って釣ると、また根掛かり。今度は対岸である。瀬の真中付近だったので、渡るに渡れず、まず下へ行き、竿が届かないので、上のトロを渡って回収しようと、途中まで渡る。
すると、ふっと竿が軽くなる。見ると、対岸で休んでいたオサムさんが外してくれたようだ。助かった！
それからまたまたガンガンに入れて、1尾追加。
昼頃になると、皆が上がってきたので、私も昼休み。皆が休んでいる木の下へ行くと、いつものごとく、ビールが登場。オサムさんとの釣行では、皆勤賞の飲み物である。
昼休み中に、寒河江川で大会に参加していたオッス鮎太郎さんから電話があったらしく、結果が・・・だったので、こっちに駆けつけるとのこと。そろそろ到着らしい。すごい気合いである。さて、無事鮎太郎さんも合流し、午後の釣りの開始。
今度はガンガンの下の平瀬から攻める。しかし、まったく音沙汰ナシである。
再びガンガンに入って釣ってみるが、再び根掛かりである。初めに根掛かりした岩の上の岩の脇である。今度のは、流心に掛かっている。さっき回収に入ったときに、流れの状況は分かったので、また流れに腹まで入って、回収。
それでも懲りずにガンガンを狙っていると、集中力が途切れた瞬間に、初めの根掛かりの場所で再び根掛かりになってしまった。もう、何をやってるのか。すっかりびちょびちょになって、釣る気半減である。
ポケーッとしていると、下の平瀬の落ち込みになるせさんがやって来て、ポンポンと釣っている。さすがだなー、と見ていると、こっちへ来い、という。釣らせてくれるらしい。節操もなく、勧められたポイントに入る。
ところがどっこい、なるせさんのようには行かないのである。15分くらい粘ったところで、ようやく、細い流れで掛かる。うーん、きびしい（私には）。オトリを替えて、左岸の細い絞り込みをしつっこく狙うが、とうとう掛からなかった。
場所を変えようか、と竿を上げた瞬間！手元に振動が！しまった、忘れてた。竿をそのままにして、頭上を見ると、しっかりと木に引っ掛かっている。またトラブルだ。
竿は引っ掛かった瞬間にとめて、動かしていないので、普通なら糸と竿を持って引っ張れば、難なく外れるのだ。ところが、今日はとことんついていない。しっかりと枝に食い込んでいるのだ。
竿を引っ張ったり、糸を引っ張ったりしたが、このままでは竿が折れてしまうと判断。手元の水中糸を切って回収することにした。ところがところが、普通ならこれで竿を引っ張れば仕掛けがするするとほどけて全て回収できるはずなのだが、食い込み方が尋常じゃなかった。天上糸もプッツンである。あ〜あ。竿をたたんで、橋の下へ移動。
移動途中で、橋のすぐ上の淵にいたオサムさんから「あなたも色々な技を使いまんなあ」の一言。静かにやっていたつもりだったのに。見られてた！しかし、ふびんに思ったのか、オサムさんが、ハイテク0.1号の仕掛けをくれた。この日は使うことなく、返すのを忘れてしまったが、これが後日の不運につながるとは、このときはまだ知る由もなかったのである。
さらに、Jさんともすれ違い、話を聞くと、「ボ・ボ・僕らは・・・」・・・良くないらしい。さて、はじめに入ろうと思っていた瀬に到着。
先に鮎太郎さんが入っていた。やはり、状況は、良くないらしい。
その下に陣取って、瀬落ちを狙うが、鮎太郎さんが不調なので、私も当然不調。ポツリポツリと2尾。それでも、最後までつきに見放され、一尾はバラシなのである。ああ、はやく温泉行って、酒飲もう！
今日は、よく水に入りました。ざぶざぶと、服を着たままの全身浴でした。
ほんとは、もっと色々ハプニングがあったようなのですが（某氏周辺において）、本人から「書かんといて」と言われているので、はっきりは書きません。YでKやKをしてTKだそうです。さてさて、街に戻る前に、KIKUさんと再合流して、温泉へ。水風呂には十分浸かりましたが、最後は温泉でゆっくり疲れを癒します。
そして夜は、なるせさん行きつけの（私もそうなりそうな）お店で、宴会でした。前回来たときにご一緒させていただいたお客さんたちとも再会でき、宴はわいわいと盛り上がり、有志？で隣のスナックでカラオケなど。有意義な夜が更けてゆきました。