河川：球磨川・川辺川（熊本県）
天気：雨のちくもり 水量：減水 水質：やや濁り
人出：わずか 釣果：竿出さず待ちに待った、今年のアユ釣りのメインイベント、球磨釣行の時がやって来ました。
ほとんどこのためだけに、竿を買い、太糸を買い、大バリを買い、そして、期間限定の仕掛けも作りました。
今年は、熊本のmura1130さんが、熊本空港まで迎えに来てくれるということで、時間も目いっぱい使えます。大感謝！ところで、話は、出発の数日前に戻ります。
家の留守番電話に、「用事があるので、連絡してください」という、行きつけの本厚木駅そばの釣具屋さんからの電話。まだ店がやっている時間だったので、電話してみると、
「たしか、9月2日から球磨川に行くっておっしゃってたでしょ？実は、もう一人連れて行って欲しいっていう人がいるんだけど」
mura1130さんも、いいですよ、と言ってくれたので、一緒に行くことになりました。
この釣具屋さんのおかげで、おなじみの道楽亭鮎狂さんとも、S先生とも知り合いになれましたが、今回も、いい出会いを提供してくれました。
一緒に行く方は、なんと私の家から車で3分、自転車でも5分の近さに住んでいる、Tさんです。近くにいても知り合えず、遠く車で30分の釣具屋さんを介して知り合うとは、なんとも不思議です。さて、9月2日までタイムスリップ。
私の都合で、飛行機は羽田発11:15。まずTさん宅に8時集合。Tさんの車で東京まで行って、そこからモノレールで羽田に向かいます。
飛行機は、初のジャンボジェット。ジャンボでした。滑走路が大渋滞で、予定の時間より30分近く遅れての離陸。
熊本空港到着も、30分ほど遅れてしまいました。
にもかかわらず、mura1130さんは、笑顔で出迎えてくれました。お久しぶりです。到着の時は、熊本は雨。前の週に本州をかすめた台風の影響もなく水不足になっていた熊本なので、恵みの雨ではあるのですが、釣り意欲は半減させられてしまいます。まあ、嵐を呼ぶ男である私が行くのですから、これくらいは覚悟しておかないと。
「今日は釣られますか？」というmura1130さんの問いに、我々神奈川組2人は、「どっちでもいいです」ということで、初日は竿を出さないことに決定。一気に高速で人吉まで行くのもやめて、八代から、球磨川沿いに、川を見ながら、アユの如くに相良村まで遡上することにしました。
雨が降っているので、濁りが心配ですが、国道から見ると、若干濁っている程度のようです。それよりも、水が少ないことの方が、心配かもしれません。昨年は大増水のときに来ているので、余計に少なさが目立ちます。
途中で、二股の瀬の上に車をとめて、川を観察。私は、二股の瀬の右側の流れは、どこでも渡れそうです。一部チャラチャラの流れになっているので、ラフティングボートやカヌーは、左岸の太い流れの方を通っています。人吉に入ってから、Tさんのお仲間たち（熊本の方と、神奈川の海老名の方）がキャンプをはっているという、中河原公園に立ち寄ります。
そういえば・・・トシの部屋HPのトシさんが、「人吉の、中州にある公園でテントをはって寝泊りしてます」ということでした。この公園も川の中州にあります。ここが、そこだ。
近くにいるのかな、と携帯に電話してみたのです、あいにく留守番電話。残念ながら、お会いすることはできませんでした。
Tさんの方は、無事お仲間と合流できて、一緒にホテルの喫茶店でコーヒー。海老名の方は、軽自動車でここまで走ってきて、河原で何泊もするそうです。もう50歳は過ぎてそうなのに。すごい。
Tさんの仲間には、すごい人が多くて、人吉にマンションを借りて、一ヶ月も滞在してる方もいるそうです。私など、まだまだアマちゃんなのです。しばらくヒマをつぶして、お別れ。我々は、さらに上流にある川辺川のほとりの宿を目指します。
川辺川も減水中。大丈夫かな？と思います。慣れた懐かしい宿に着くと、小さな室内犬が出迎えてくれました。見覚えのある顔とは、ちょっと違うような気もしますが、成長したのかな？と思っていたら、宿のおばさんが、「違う犬よ」 名前はメル。今年から新しく家族の一員になったそうです。おなじみの犬は、レオちゃんでした。
もう一人、おじさんの顔が見えないので、仕事にでも行ってるのかな？と思ったら、なんと、また腰を痛めて、今日まで寝ていたとのこと。後になって、ようやく起きてきて、挨拶ができました。
「ちょっと時期が遅かねーって、母ちゃんと話しとったんよ」ということでした。そろそろ卵を持ってきて、友では掛かりづらくなっているというのです。網では沢山取れるらしいのですが。なにはともあれ、今日は、ゆっくり骨休め。
風呂に入って、本日のご馳走は、mura1130さんが持ってきてくれた、馬刺しと熊本の地酒。まずは、ビールで乾杯！うい〜。明日は、爆釣なのだ。