河川：球磨川 場所：一勝地（熊本県球磨村） 時間：9:00〜12:00
天気：小雨のちくもり 水量：減水 水温：測定せず 水質：澄み
人出：わずか 釣果：2尾（24cm）今日も5時。網の回収です。
また今日も、漁師のおじさんが、網上げをしてくれました。収穫は、昨日よりちょっと多め。こちらは、まずまずの釣果でした。友釣りの方は、まず最初が一勝地。ここは、熊本に来て、球磨川で、初めて釣りをした場所です。1尾取って、2尾目で親子ドンブリをやって、釣果ゼロに終わった場所です。
しとしと、と雨が降っています。ただでさえ、友に対する追いが弱いのに、さらに追い討ちという感じ。
けれども、そこにはアユがいる。いるならば、釣らなきゃいられない。カッパを着込んで、竿を伸ばします。
先に、組合員の方が竿を出していたが、その上に入れてもらうことにした。その上にmura1130さん、さらに上にTさん。Iさんは対岸に渡っての釣りだ。
雨だし、下のおじさんは釣れていない感じだし、釣れるのかいな？と思っていたら、来た！流心の手前のヨレに入れたら、一発！
そろそろ、取り込みにも慣れてきたので、慌てず騒がずにっこりと。竿を寝かせて、穂先の位置を保ったまま、自分が下って、寄せて、タモに入れる。まずまずのアベレージサイズ。
雨が小振りになってきたし、暑くなってきたので、カッパを脱ぎ捨てる。
オトリを替えてからしばらくすると、ガツン！わーい。対岸のIさんも、もう3,4尾を釣っている。なあ〜んだ。釣れるじゃないか。と思えたのは、ここまで。2尾釣ったら、あとはぱったり。目の前にいるIさんも、その後不調となった。muraさんも、Tさんも、思わしくないようだ。
釣れなくなると、いつもあっちこっちに大移動のTさんが、いつの間にか私の下に来ている。やっぱり、不調なのだ。私も移動してみようと思って、橋の下の瀬に行く。
到着した瀬は、トロから駆け上がりとなり、絞り込まれて、鏡のまま一気に落ちる感じ。他の瀬に比べると、距離は短い。その瀬の手前、左岸側には、一段川床が高くなった流れがある。分流はしていないが、別の流れだ。
5号のオモリをつけて、その瀬の手前の流れの瀬頭にねじ込む。じーっと粘っていると、小さいアタリの後、流れに引き込まれる。こちらは、ちょっと下がると、瀬が終わるし、護岸の上に通路もついているので、取り込みは楽。アタリの後すぐに竿を立てて、通路を通って対応。
すんなりと寄って来たアユは、この時期の球磨川にしては小型の20cm。それから、奥の本流に入るが、それまであまり来なかった船下りが、急に5艘くらい立て続けにやってきて、忙しい。
釣れないので、下に移動して、瀬が岩盤にぶつかるところを釣る。ちょっと釣ったら、岩盤に根掛かり。岩盤の上に行って、竿をたたんで、糸を持って、苦労して外す。外したと思ったら、竿を伸ばしているうちにまた根掛かり。今度は、深いところに掛かったらしく、泣く泣く仕掛けを切る羽目になってしまった。上を振り返ってみると、ちょっと前からやはり橋の下に来ていたmura1130さんとTさんが、橋の上に戻るところ。私もそうすることにした。
結局、そのまま釣りはせず、次の場所へ移動となった。
橋の下に移動する途中で、トロで釣っていたおじさんと話をしました。「まあまあ釣れとるよ」何でもない、見た目には流れが感じられないトロですが、こういう所の方が出るのでしょうか。「でも、瀬の方が太かアユ出るけどね」とも言っていましたが、これだけは、他の人と違った見解。ここだけの特徴なのかも。不思議です。
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河川：球磨川 場所：渡（熊本県球磨村） 時間：12:30〜16:00
天気：くもり時々晴れ 水量：減水 水温：測定せず 水質：澄み
人出：少ない 釣果：8尾（20〜28.5cm）午後は、再び渡りの乗船場下です。
Tさんは、もちろん昨日尺を釣った、あの平瀬へ飛んでいきます。mura1130さんは、橋の下のトロ、Iさんは、さらにずーっと下って、鉄橋下に行ったようです。
私は、もちろん、昨日入れ掛かりしたあのトロへ。
「鮎三郎さん、そこやってみっですか」と、昨日の場所を空けてくれる。
はいはい、と、すぐに入って、オトリを送り出す。
「もう掛かってますよ！」出して10秒である。ここが、世に言う出る出る壺なのか？
そういえば、トロ場で流れがないので、どんどん立ち込めて、首まで浸かって釣っているのだ。平水ならば、まず竿は届かないだろう。アユも、それを知っていて、ここに集まっているのかもしれない。渇水なのは、アユにとって不運なのだ。今日も、間を空けながら、2,3尾ずつの入れ掛かりが、バチコン、バチコン。
バシュー！上流に泳がせていると、突然目印が加速する。トロで、糸ふけを沢山出しているので、手に伝わる振動・衝撃こそ小さいが、目印の反応は、すこぶる付きにいい。
そのまま竿を立てて、寄ってくるのを待つが、なかなか寄ってきてくれない。それどころか、穂先を引っ張って、水中へとどんどん潜ってゆく。そのたんびに、「おおぅ、おおぅ」とヒヤヒヤさせられる。じっくりとやり取りをして、ゆっくりと浮いてきたのは、昨日の28cmを越える巨アユ！28cmよりも、ずいぶん大きく見える。が、あとで測ってみると、28.5cmだった。5mmの差でも、だいぶ見え方が違うようだ。それでも、尺はないことは、わかった。
もうちょっと大きいのがまた出るだろうとは思ったが、こいつをオトリにするのは何となく勿体無い気がして、引き舟に直行。結局、これ以上の型は出なくて、温存しておいたのが正解となってしまったが。昨日と同じ場所に行っていたTさんは、今日は調子が悪いようで、「どうだい？」と、こっちへ移動してきた。
ちょっとの間、私の方もアタリが止まっていたのだが、Tさんが来た途端、ドッカーン！というすごいアタリ。首まで入って、トロの向こうのトロ瀬のカマボコに入れていたのだが、そんなゆるい流れでも、一気に竿が持っていかれる！
「来たー！デカイですよー！」ニカーッとTさんを振り返る。今までのアユとは、明らかに引きの強さが違う。尺を確信した。
しかし、しかし、ふわっ。と、竿・が・軽・く・な・っ・た・・・やられたーー！
身切れしてしまったのである。長々と書いたが、これまで3秒ほど。茫然自失。
「しゃべるよりも、ちゃんと取り込めよー」半分悔しくて、半分面白い、という顔でTさんが叱咤する。それから、Tさんの前で、1,2尾釣ったところで、寒くなってきて、岸に上がることにした。さすがに、ずっと胸や首まで水に浸かっていれば、震えも来ると言うものだ。幸い、朝と違って、ちょっと日が差すようになっていたので、外に出ればなんとか耐えられる。
場所を見ながら下っていくと、一ヶ所だけ岩盤が見えて、黒くなっているところを発見。護岸の上から竿を出してみる。
オトリは、すーっと潜っては行くのだが、沖へ出ない。刺激を与えても、下に潜ろうとするだけで、狙ったところに行かない。
最後の手段で、ぶん投げ。岩盤の上に落として、すぐに糸を緩める。オトリは、その場で潜って行く。すると、ギューン！と一気に目印が落ちる！狙った通りに掛かると、気持ちがいい。
竿を寝かせて、掛かりアユをあしらう。なかなかの引きだ。キュン、という糸鳴りの音に、胸もキュンとときめく。岩盤なので、ハイテク糸なら一発で切れるところ。ナイロンだったから、運命の糸（赤くはないが）は、切れずにつながっていてくれた。
ハラハラするほどの引きだったのに、上げてみると、24cmくらいのアベレージサイズだった。
それから10分くらい続けてやってみたが、掛からず、さらに下に移動。そして、鉄橋の下に到着。Iさんがやっていたので、状況を聞いてみると、渋い回答。
でも、せっかく一生懸命歩いてきたのだし、目の前は百メートル以上はある長い長い瀬だ。玉石がんがらがんの、一級の瀬だ。やらねば気がすまない。
さっそく、オトリをつけて、5号のオモリをつけて、瀬脇から流れに入れてみる。瀬脇から流心に入ると、5号玉でもキツイ。すぐに、オトリが流される。
ということで、さらに5号玉をつけて送り出すが、剛竿がぐんにゃり。オトリが落ち着く場所では、竿がぐんにゃりでも重さは感じないので、潜っているとは思うのだが、引っ張ったり、竿を立てて下流に送ったりすると、オトリが耐えられなくなって、どんどん流されてしまう。
さらに5号をくっつけようとも思ったが、周りも釣れていなさそうだし、無理して竿を出して根掛かりしたり、オトリを弱らせたりしてもしょうがないので、ここは引き下がることにした。竿をたたんで、元の場所に戻って、時計を見ると、4時。
「今日は、早く戻らんと、おやじに怒られっですよ」とmura1130さん。ちょっと早めだが、切り上げることになった。
やっぱり、アユはかたまっていました。昨日釣れたところで、今日も釣れました。落ちの準備なのかな？
それにしても、バレたアユはもったいなかった。このコーナーのトップへ このページのトップへ ホームへ戻る
河川：川辺川 場所：廻（熊本県相良村） 時間：16:45〜17:45
天気：くもり 水量：減水 水温：測定せず 水質：澄み
人出：わずか 釣果：0尾（-）宿に直行、のつもりでしたが、まだ時間が早すぎるということで、川辺でちょびっと竿を出すことにしました。
場所は、こちらも思い出の廻り上の場所です。初めて熊本に来て釣りをした場所です。
道路から降りて、すぐ前の瀬の真ん中あたりから、淵に落ちる手前までを探る。
それにしても、だいぶ減水している。水の多かった昨年の半分くらいの感じがする。
魚影もだいぶ少ない気がする。ハミアトはあるが、真黒というほどではない。
石の周り、上、下、横、ヨレと狙うが、ピリともしない。
私のずっと上に入ったTさんも、まったくダメのよう。mura1130さんは、竿も出していない。
というわけで、特に書くこともなく、時間が迫ってきたので、終了です。
宿に戻ると、ちょうど6時でした。
また腰が痛くなりかけるところだった、という宿のおじさんに連れられて、mura1130さん、Tさんと一緒に、網入れに出かけます。いつもの場所に到着して、川に入っていきます。漁師さんが、舟を出していれば、入れてもらえるということでしたが、あいにく、もう入れ終わっていたらしく、日が暮れかけた川には、我々だけでした。
まずは、浅いところに、4張りほどの網を入れます。さすがに、おじさんは、川の状態を知り尽くしているらしく、「ここ」「そこ」と、ほとんど迷わずに、網を入れていきます。
そして、最後に、2つ、深い淵に網を入れます。「これが大変なんよね」と言いながら、私に網を渡してくれます。「その先から、深くなっとから」確かに、ズボ、ずぼ、と一気に深くなって、背が立たなくなります。「斜めに」「そっちじゃなかー！」とあれこれ指示を受けながら、なんとか2張りの網を入れます。
終わったころには、すでに真っ暗。片手に重い網を持って、片手で泳いで網を張る作業は、すごく疲れます。これを、腰の悪いおじさんがやっていたとは。またまた感謝です。今夜から雨が降りそうですが、自分で入れた網。明日の網上げが楽しみです。