河川：相模川 場所：高田橋（神奈川県相模原市・愛川町） 時間：15:00〜17:00
天気：くもり 水量：増水 水温：測定せず 水質：強いささ濁り
人出：少ない 釣果：0尾（-）前日、深酒をして二日酔い。それでも、地元の相模川の様子が見たくて、出掛けてしまいました。
相模川に行く途中、中津川に架かる平山橋から川を見ると、茶色です。台風15号から、何日経ってるの？相模川もそうなのかと、心配になります。
高田橋に到着してみると、流れが随分変わっています。以前にもまして平坦になって、流れ自体左岸側に寄った感じです。
釣り人は、まばらながら、両岸から竿が出ています。掛かるのかなー？
とりあえず、引き舟を川に沈めて、着替えて、川に降ります。
晩期です。大アユが釣れることを期待して、竿は、粘りのある竹竿を用意します。
ヘチのハミアトは、結構ある。アユかどうかは分からないが、泳ぎ回る魚の姿も確認できる。
でも、流心のほうは、どうなのか、分からない。水が濁っていて、底が見通せないのだ。
とりあえず、立ち込む前に、ヘチを泳がせてみる。泳がせるといっても、竿は軟らかすぎる竹竿、糸はナイロン0.6号。ちょっとの動作で、オトリには相当の刺激が掛かる。じーっと、息を殺すようにして集中する。
ぷはーっ！ダメだ、持たない。10分くらいは耐えられたが、それ以上は、集中も途切れ途切れ。オトリをしまって、周りの様子を見る。
対岸の上流の方で、岩盤の上に乗って釣っている人の竿が、ぐにゃーっと曲がっている。そういえば、さっきも、同じ人の竿が曲がっていた。あの場所が当たりなのか。
まだまだ上がりそうもないので、他に目を移す。他の人の竿は、立たない。
それで、目をさっきの対岸の釣り人に戻すと、すでに魚を上げたのか、ハリの交換をしている。しまった、どんなのが釣れたのか、見逃した！と、地元の有名クラブの人が上がってきたので、様子を聞いてみた。
曰く、「様子を見に来たけど、全然釣れないし、釣れても20cm行かないよ。中津川の方がまだましみたい」
釣果は、チビアユ2尾だそうだ。名人たちがやってそれだけなのに、私には、偶然でもないかぎり、釣れそうもない。
「あの人（対岸の釣り人）は、結構竿が曲がってましたけど？」「ああ、あれは、ニゴイが掛かったみたい。10分以上やり取りしてたよ」
なんと、私は2回掛かったのだと思っていたのだが、同じニゴイとずーっと引っ張りっこしてただけなのだ。災難でございました。偶然の1尾で、巨アユが掛かることを念じ、ザバザバと瀬の中まで入ってみた。
入ってみて驚いた。
小石底になってるのだ。以前は、拳大くらいの石が敷き詰められていたのだが、もっと小さくなっている。ヘソまで立ち込むと、足元の小石がさらわれて、不安定になり、すごく疲れてしまう。
疲れるだけならいいのだが、しばらくすると、体が震えだしてきた。寒い・・・この時期の釣りは、いつもこうだ。
カッパを着込んで続けてもいいが、周りの釣り人達は帰り始めている。寂しくなってきたので、私も帰ろ！
まだ、禁漁まで二週間あるのですが、相模川は終了の気配です。大アユの相模川で、終盤になって小型しか釣れないというのは、珍しいのです。
年々、終わりが早まってるような気がするのですが。