河川：狩野川 場所：雲金のつり橋（静岡県天城湯ヶ島町） 時間：13:00〜16:00
天気：晴れのちくもり 水量：平水 水温：測定せず 水質：澄み
人出：多め 釣果：0尾（-）一月ぶりのアユ釣りです。
今年初めての狩野川ですが、今年最後のアユ釣りです。狩野川には、とうとう一回しか来られませんでした。
前日の大仁での釣果はまずまずのようです。どこ行こうかな、と悩みましたが、水のきれいな上流部、雲金に向かいました。
昼過ぎにオトリ屋さんに到着。おばちゃんの話だと、あまり釣れていないそうです。「半日で一日分の券買ってもらうなんて、申し訳ないねぇ。でも、これから釣れる時間になるかもしれないから、がんばって」と励まされて、送り出されます。
まずは、オトリを川に浸けておいて、つり橋の上から見学です。もう11月だというのに、沢山の釣り人がいます。さすが、狩野川。10分くらい、上を見たり下を見たりしましたが、竿が曲がるシーンは見られませんでした。でも、橋の真下は所々黒くなっていて、アユの姿も確認できます。幸い、だれも竿を出していません。
急いで戻って、引き舟を引いて、橋の下へ向かいました。
まずは、セオリーどおり、ヘチ際の流れを泳がせる。上流から下ってきているので、自分の下流にオトリを入れる。そのまま横に泳がせる。石裏で止める。アタリがないので流れにぶつける。それでもダメなので上流へ泳がす。そして下流へ送る。
色々やってみるが、ウンともスンとも言わない。
奥に進んで、橋の真下、対岸に渡って、橋の下、など、釣れる場所を探して移動するのだが、追われる気配もない。橋の上から見て良さそうな場所にも入れてみたけれど、同じ。
さらに、ずんずん下って、テニスコート前の荒瀬まで来てしまった。
と、いうより、ここを今年最後の場所にしようと、決めた。釣れても釣れなくても、いい。瀬に立ち込む感覚を感じながら、アユとしばしのお別れだ。
ドライタイツで、できるだけ奥まで立ちこんで、一番のガンガンにオトリを入れる。引っ張らずに、そっと沈める。しばらく、そのまま。
やがて、陽が傾き、肌寒さを感じるようになり、釣り人も、一人、また一人と帰ってゆく。
「寂しいなあ」と思ったら、それが潮時。竿をたたんで、一礼。
最終日は、私らしく、ボウズで終わりました。毎年、終盤には狩野川通いをしていたのに、今年は、この一回だけ。思えば、各地の川に行き過ぎの年でした。
来シーズンは、もうちょっと地元の川で釣らなきゃなー・・・（と思いつつも、またいろんな川に行っちゃうんだろうなあ）