最終更新日：2004.5.30

　今年の相模川水系は遡上が最高だということである。相模川には踏むほどアユがいる。中津川もその恩恵にあずかり、中流域まで天然遡上アユが見られる。
　しかし、ダムの影響は大きく、年々水質が悪化しているように見える。以前から、上流部では青ノロではなくアオコのような泥状のものが張り付いていたが、近年は下流部の八菅付近でもそれが見られるようになってきた。
　しかし、アユが活発にアかを舐めるようになれば、多少は改善されるだろう。魚と川は互いに共生関係にある。アユがいるおかげで、藻類は常に新しく生まれ変わることができるのである。たまには、そんなことを考えながら釣りをしてみるのも良いのではないだろうか。